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もう少し書かせて

卒業絡みの記事はこれで三つ目になるけどもう少しだけ書きたいと思う!ラスト!

 

「みんなを泣かせようと思って伝えることを考えてきたけど、思い浮かびませんでした笑」

蛍の光を歌ってる時、雨がザーッと降ってきたよね。天が泣いてくれました。」

 

卒業式当日

雷の音で目が覚めた。土砂降り。風も強い。晴れを期待していたけど、ダメか、残念だなと思った。朝ごはんを食べならがニュースを見ると、九時からは雨が止んでくるそうで、よっしゃ!と思った。学校について、みんなとワイワイしている間、空は曇り。がんばれ!  なんと。式が始まると雨が止み、光が差しはじめた。

この時私が思ったのは、高校生活に似ているということだ。入ったばかりの頃私は慣れない生活に心がボロボロだった。しかし徐々に安定してきて、楽しいと思えるものになった。そんなことを思いなが満足した気持ちになっていたのだが、これだけではなかった。

式の初め頃から晴れ始めた空が、蛍の光   合唱の時、突然雨がザーッと降ってきた。しかもちょうど歌の間だけ。そう、冒頭に書いてあるのは、後から担任が言ったことだ。綺麗な歌声に雨音が響いていた。担任にならえば、天が泣いていた。

式が終わり教室に戻ると、今度は青空が見えてきた。最後のホームルームをしている時は、今度は生徒が泣いて、空が笑っていた。

言い表しがたいが、なんかこう、じんわりきていた。

クラスメイトと親に向けて一人ひとり言葉を伝える時間があった。

私の番、泣きそうだったので長々と喋れないと思い「長く話したくないので短く話します」とウソをついて、声を張ろうとしても張れず、小さな声で話し始めた。素っ気ない態度だったと思う。内容もありきたりだった。

最後までクールなんだからっと副担に言われた。それな〜〜。

このホームルームの時間に友だちの言葉に泣いた。卒業式で泣くのは初めてのことだっだ。

気づいたら青空になっていた。清々しい風も吹いていた。こうして晴れやかに、精神的にも晴れやかに卒業出来たことが本当に嬉しかった。お天道様もわかってるじゃん。

帰り際、晴れていたのに少しだけ雨が降ったね、分かった、私と別れるのが名残惜しいんでしょ。なんて。

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