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コロナウイルス

が話題になっている。なんて言ったら他人事のようだけど、話題になっている。

私たちのような一般市民が出来ることは、自分たちのできる限りの予防などをするだけだと思う。落ち着いて。

 

卒業式の予定は3月15日である。決行されるかどうかは今のところ定かではないけど、短大生活2年間、学生生活12年間に終止符を打つことになる。

学生が終わる。これは自分にとっては大きいことのように思う。

振り返るとこの2年間、とても充実して楽しかったと思う。終わりよければ全て良しということで、今こうしてこう思っているだけで本当に素晴らしいものだったと思うのだ。

アルバイト、勉強、遊び、人間関係、悩みながらも色んなことに挑戦した。

その経験は確実に私を豊かに、強くしてくれたと思う。

たくさんの大切なことを学んだけど、人は覚えたことを忘れてしまう。今思っていることも、また少ししたら忘れてしまって、その都度思い出して、そのうちに定着していくのかななんて思う。

最近は語彙力、コミュニケーション能力が低下したなんて嘆いていたけど、リラックスして目の前の人との時間を大切に、自分をそのままに伝えればそんなことなんて解決してしまうのだった。心でコミュニケーションを取ろうと思うだけでかなり変わる部分はあると思う。

強がることも大事だけど、強がらないことも強さだと思う。いい意味で、ありのまま、でいることがいつでも大事なのかなと思う。

ゆっくりでもいい、雑でもいい、ただ、する だけでいいんだと思う。

むしろ私の場合は、相手に合わせることがコミュニケーションの前提というか、共感が大事と思いすぎていることがあるので、堂々と自分の意見を言う、ワガママである、をもっと強化していきたい。

伝え方は大事だから、ぶっきらぼうはダメよ。ゆっくりね。

テキトーに。

【追記】

卒業式は無くなりました。

卒業のために送られた文章を、メールで届いたので全て声に出して読み上げました。個人的に袴を着て、卒業証書を持ち、七五三をした神社と家族親戚をめぐろうと思います。せっかくの卒業だから、なんとかして式をしたつもりになろうと、1人で決行しようとしています。

上では2年間良かった言ってるけど、まだ噛み足りない気がしていた。もっとよく噛める。

友人から、みんなで過ごした日々に戻りたい、と言われた。私は、どうだろう、と思った。

写真フォルダを見返すと、楽しかった、くだらない日常がそこにあった。でも、記憶を辿ってみると、楽しかった思い出よりも、辛かったイベントの方が早く出てくる。

けっこうがんばってきた。

辛いことばかり書き出したくもないから、一旦置いておく。それはそれとして、じゃあ逆に、何を学んだんだろう。

意識的に動いてみたこと。

・遊ぶこと

ノリと勢いを覚えた。でかい買い物もした。

・サボること

真面目をやめた。

何かの、誰かの希望に答えることをやめて、いい加減に生きてみた。少し、信頼と期待は失われたかもしれない。でも、期待がかけられないってこんなにも自由なんだ。自由でいいんだって思ってから、人生が格段に楽しくなった。もういいんだ。意外にこの時の自分を好きでいてくれる人もいた。

・人前に自分を出すこと

結果的に、自分がどれほど小さい人間かが分かった。

 

これまでなかったものを得た時期だった。書き上げたものたち、バランスが難しくってヘタクソ不器用野郎め·····と落ち込んだ。徐々に掴めてきた感覚がある。

辛いこといっぱいあったなって思ったけどこれらを学べたのは大きな変化。

そう考えてから友人たちを思い浮かべると、戻りたいというよりはただただ有難く思った。

薄っぺらい良かったな〜じゃなく、大きな気付きのある良かったな〜になった。